【将来に迷う大学生のみなさんへ】企業に就職することだけが働くことではない
大学生や専門学校生など、社会に出ることを控えた人はもちろん、
高校生、早い人は中学生くらいから
「将来、どうしようかな?」と考えることがありますよね。
特に大学生や専門学校生など、就職を控えたみなさんは、
コロナの影響で、苦しい思いもされているのではないかと思います。
就職先が決まらないと、自信を失ったり、
とにかく働ければどこでもいいや、
みたいに自暴自棄になってしまうってこともあるのではないかと思います。
今回は、就活に不安を抱いている、または苦戦して絶望している大学生に特に読んでほしい仕事に対する価値観の話を3回にわたって書いていこうかと思います。
これから社会に出るみなさんに伝えたいことは3つです。
1つ目は「企業に就職することだけが働くことではない」ということ、
2つ目は「最初の就職先がその先の人生を決定づけるものではない」ということ、
3つ目は「仕事を通して幸せになれる場所を探す」ということです。
この記事では、1つ目の「企業に就職することだけが働くことではない」ということを伝えられたらと思います。
「働く」というのは、企業に勤めることとイコールではありません。
「働く」とは「何らかの価値を生み出して、誰かに喜んでもらうこと」です。
また、自分自身にも達成感があったり、感動があったり、
仕事を通して自分自身も幸せになることができれば、
それは最高の「働く」ということだと思います。
それは、何も企業に勤めてないとできないことではありません。
企業に勤めていてもできることですし、個人でもできることです。
就活が始まると、どこかの企業に入ることだけが全てで、内定を貰えなかったら人生終わり、みたいな解釈がされがちですが、そうではないのです。
若いみなさんの可能性は無限大です。自分次第で何にでもなれます。
何にでもなれるなら、何になりたいのか考えてみてください。
あなたはあなたの仕事を通して、誰にどんなふうに喜んでほしいのか、
どんな社会(未来)を実現させたいのか、
その仕事を通して、どんなあなたになりたいのか。
考えは経験によって変わっていくものですので、現時点でのあなたの考えで構いません。
そして、それを実現する場所は、企業だけなのか。
場合によっては自分で作ることもできるということに気付けると思います。
いざ就職となると、内定を貰うことに一生懸命になるがあまり、
なりたい自分像を見失いかけることがあると思います。
でもあなたの人生のそれぞれのステージにおいて、
何をして、どこで過ごすかを決める主導権は
採用担当者ではなく、あくまでも自分にあるんです。
あなたの人生を作るのはあなたです。
たとえ就活に苦戦していても、不安を抱えていても忘れないでください。
不安になったら、自分の原点となる価値観にもどる。
自分は何を通して、誰に喜んでもらいたいのか、
どんな社会を実現させたいのか、そしてどんな自分になりたいのか。
思い込みで狭くなっていた道が広がるかもしれませんよ。