将来を考える教室

「新しい価値を生み出す×自分を知る×職業を考える」を発信する中高生・大学生のためのブログです。

【就活生、将来について考える中高生、大学生のみなさんへ】「あなたらしい」職業選択をするための自己分析①

社会に出ると、起きている時間のうち半分(以上)は仕事をして過ごす時間になります。

時間だけでなく、どんな人と過ごすのか、何をして、何に囲まれて過ごすのかにも、仕事は大きく関わります。

 

「どんな仕事をするか」を考えることは、

「どんな風に生きるか」っていうことを考えることと同じです。

どんな人生を過ごすかに深くかかわる職業選択が

あなたらしいものになるように、少しでも参考になればと思います。

 

この記事では基本的な2つの自己分析を紹介します。

そこに少しでも将来につながる発見があればうれしく思います。

 

①「好き」からワクワクできる仕事を探す

②「得意」から自分が役に立てる仕事を探す

 

①「好き」からワクワクする仕事を探す

あらゆる角度から、自分の「好き」を探ります。

具体的には、好きな教科、言葉、本、歌、人、スポーツ、料理、国、場所、時など、

何でもいいんですが、いろんな「好き」を振り返ります。

そして、その好きなものそれぞれに、

「なぜこれが好きなんだろう?」「どこを好きになったんだろう?」っていうことを考えてみるんです。

 

このように好きなものを振り返ることで、

興味のある分野や没頭できる分野がわかるだけでなく、

自分の大切にしている価値観や思い、

自分のリラックス方法、

理想とする自分の姿など、いろんなことがわかります。

 

「好き」をヒントに、少し掘り下げることによって、

自分自身に合った職業だけでなく、

自分らしい生き方、幸せな過ごし方もわかってきます。

就活のための自己分析と固くならずに、

楽しんで、好きを広げてみてください。

マインドマップみたいに、カラフルに楽しく書いてみても楽しいと思います。

ぜひいろんな角度からの「好き」を考えてみてください。

 

②「得意」から自分が役立てる仕事を探す

「働く」ということは「誰かの役に立つ」ということです。

仕事は、他の誰かがその価値を認め、お金を払ってくださることで成り立ちます。

だから、あなたが他の人の役に立てる「得意」なことを探せばよいのです。

 

「得意」といっても、完ぺきを求めなくてもいいんです。

他の人よりも、少し上手にできるかな、とかそれくらいでも大丈夫です。

いくつか思いつくものをピックアップしましょう。

 

そのなかで、得意(人の役に立てそう)で、さらに、好きなことがあれば、

それを生かせる職業を探してみてほしいと思います。

 

さらに全然関係のない分野でも、得意を組み合わせることによって、

あなたオリジナルの価値になるかもしれません。

例えば、昔の私を例にとって考えると

英語(だけだったら多くの人ができるけど)×日本舞踊(と掛け合わせることによって)

→英語で日本文化を紹介する観光案内になれるかな~とか。

観光案内だけではなくて、着物を着てみたり、

簡単な舞踊を一緒に体験させてあげられるガイドになれるかな~とか、考えることもできます。

(実際にこうなっているわけではありませんが、あくまで可能性を考える例として)

 

自分の「得意」を使って、他の人にどうやって役に立てるだろう?ぜひ考えてみてください。

 

今日紹介した2つのほかにも、少し発展した自己分析の方法を次の記事でも紹介していますので、

ぜひ参考にしてみてください。