【将来に迷う大学生のみなさんへ】【仕事で苦しむ社会人のみなさんへ】働くことを通して幸せになれる場所を探す
こんにちは。
今回も、私自身の経験を交えて、仕事についての価値観の話をしていきたいと思います。
これから社会に出るみなさんに伝えたいことは3つです。
1つ目は「企業に就職することだけが働くことではない」ということ、
2つ目は「最初の就職先がその先の人生を決定づけるものではない」ということ、
3つ目は「働くことを通して幸せになれる場所を探す」ということです。
1つ目と2つ目については前回、前々回の記事で書きましたので、
就職活動が思うようにいかず将来に不安を感じている方には是非読んでいただけたらと思います。
今回は「働くことを通じて幸せになれる場所を探す」ということについて書いていこうと思います。
今回の話は、就職活動中の人にももちろんお伝えしたい内容ですが、
今すでに働いていている人、
働く中で、仕事が辛いと思っている人にも読んでいただけたらなと思う内容です。
私たちって、何となく
仕事=辛くて当たり前とか、楽をして稼いではいけないとか、
お金をもらう以上やりたくない仕事をしたり、辛い思いをしても仕方がないと
思っているところありませんか。
何となく、常識ではないけど、
そう思い込んでるみたいなところってあると思うんです。
私も昔からずっとそう思っていました。
お金をもらう以上、辛い思いをしても仕方ないし、
自分の気持ちを犠牲にしても耐えるべきなんだろうなと。
でも今の私は、仕事は楽しめるものだと思っていますし、
仕事は自分を幸せにするものでなければならないと思っています。
自分の大切にしたい価値観を大切にしながらできる仕事、
自分の将来につながる仕事をしなければならないと思っています。
そして、苦しい思いをしている多くの人にそう思ってほしいなと思っています。
そう思ったのは、百貨店と教師という全く異なる仕事をした経験からです。
少し私の話をしますね。
私には、仕事に関して大切にしたいポイントが2つあります。
1つ目は、自分の成長(自己実現)、
2つ目は、家庭の時間も大切にするということでした。
新卒で働いた百貨店の仕事は、残業もほとんどなく、家庭を大切にできる環境でした。条件としてはとてもよかったです。
でも、一生懸命販売したり、商品について勉強しても、どうしてもその会社では将来の「なりたい私」が見つけられませんでした。成長意欲も減っていき、自己肯定感もなくなっていきました。
それで、百貨店を離れ、自分の実現したいことをいろいろ考えた結果、教師に転職しました。教師の仕事は苦労もありましたが、感動もあったり、本当にやりがいが大きな仕事でした。仕事を通していろんなことに挑戦させてもらい、周りの先生や生徒のみなさんには本当に成長する機会を貰ったと思っています。少しずつ「なりたい私」に近づいている感覚もありました。
ただ、忙しい分、家庭に費やす時間は本当になくなり、帰ったら倒れるように寝ていました。週末は部活か、一週間分の作り置きをすることに費やす時間が増えました。
「本当にこのまま教師として働くのが私が一番に求める幸せなのか」を考えた時、
他に方法があるんじゃないかと思いました。
転職も考えましたが、やっぱり企業が提示する働き方に自分が合わせないといけないというところがネックになりました。
そうであるなら、企業に属さずに、自分で働く場所を作ればいいのではないかと思って、今、自分で教室を開いたり、こうやって記事を書くような働き方に至っています。
働くことを通して幸せになるには、
まず一番に、自分が人生で大切にしたいものって何だろう?と考えてみることです。
大切にしたい価値観をはっきりさせましょう。
価値観は経験やライフイベントによって変わっていくものなので、
時々見直してみると良いと思います。
そして、自分の大切にしたいものを大切にできる環境を作りましょう。
今の職場でできるなら、そうすればよいし、
できないなら転職してもいいし、
どこにもそんな場所がないなら自分で作ればいいだけです。
これから社会に出る皆さんにも、今の時点で大切にしたい価値観を考えてほしいと思います。そして、できる限りそれに近い場所を見つけてほしいなと思います。
でも、私もそうでしたが、これから社会に出る皆さんは、まだ経験も浅く、
働くことに関する価値観はこれから形成されていく部分も多いと思います。
最初はもしかしたらいろんなところでチャレンジしてみてもいいのかもしれません。
実際にやってみないとわからないこともあります。
ただ覚えておいてほしいのは
「仕事は自分を幸せにするものであるべきだ」ということです。
この考え方を根底に持っておいてほしいと思います。
これから長く働く中で、自分の価値観を大切にできないと感じることがあったら、
幸せになれる場所に移る勇気と、そうであるべきだという考え方は忘れないでほしいなと思っています。わくわくする将来を想像して、自分の理想へどんどん近づいていってほしいなと思っています。